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子育て講演会に行きました

子育て講演会に行きました_e0024385_209277.jpg
最近,続けて二つの子育て関係の講演会に行ってきました。
どちらとも,絵本で子育てしよう!みたいな内容の・・・

詳しくは書きませんが,講師の方の話を聞いて,子育てに関して“これでよかったんだ!”とホッとした部分と,“そうだったんだー”とモヤモヤ悩んでいたことの原因がわかって,ショックを受けた部分と,色々ありました。
子育てに関して,この10年ちょっと,アンテナを張っていたつもりでしたが,それでも気づいていないこと,知らないことがたくさんあるんだなあ,と実感しました。
新しい発見がたくさんあった講演会でした。

子育て以外のことでも,何十年生きてきても,“そうなのか!”という新しい発見は尽きないものですね。
世の中知らないことだらけ,まだまだ新しい世界,考え方,人に出会える可能性がある・・・
“私はこの分野しか興味ない。そういうことは,知らなくても良い。”
と,自分で自分の世界を狭めてしまうのは,もったいないこと。
実際に自分が経験できることは限られています。
本を通して,自分が経験できないことを疑似体験していく,というのは素晴らしいことだと思います。

でも,本の世界を見ただけでも,子どもに読んであげよう,読んで欲しい,と選ぶ本も,どうしても私の好みに偏ってしまってます。
赤ちゃんの時の絵本を選ぶ段階から,私の好みで選り分けてしまっています。
読み聞かせは,読み手の私が楽しいと思えない本を読んでも,聞き手の子ども達は楽しくないだろう,と思ってしまうから。
それから,ついつい母が私に選んでくれた本を,私も選んでしまっています。
その時点で,子ども達の新たに出会う世界を狭めてしまっているのかもしれません。
“人は自分の知っている言葉の範囲でしか,物事を考えられない”のです。
いろんな分野のいろんな本に,出会わせてあげないといけないんだろうなあ,と,ちょっと反省しました。

好みが偏っているとは言え,本好きにはなってくれた長女,本よりも外でお友だちと遊ぶ方が好きな次女,やっと最近好きな本が出来て私のところに持ってくるようになった長男,それぞれが本を通して,広い世界に目を向けてくれるようになりますように。。。


写真は,階段の踊り場に飾っている絵。
長男が生まれる前,孫娘2人のために母が選んでくれた絵です。
メルヘンチックな4場面は,それぞれがちょうど絵はがきサイズぐらい。
階段の上り下りの時に,無意識のうちに目にしてくれたらいいな,と思って飾っています。



私が好きな母がよく読んでくれた本

『ちいさなうさこちゃん』
Dick Bruna (原著), 石井 桃子 (翻訳), ディック ブルーナ (著) ,福音館書店
『いやいやえん』
中川 李枝子 (著), 大村 百合子 (著), 子どもの本研究会 (著) ,福音館書店
『ももいろのきりん』
中川 李枝子, 中川 宗弥 ,福音館書店
『そらいろのたね』 (こどものとも傑作集 (25))
なかがわ りえこ, おおむら ゆりこ ,福音館書店
『ジェインのもうふ』 アーサー=ミラー (著), アル=パーカー (著), 厨川 圭子 (著), Arthur Miller (原著), Al Parker (原著) ,偕成社
『モチモチのき』
斎藤 隆介 (著), 滝平 二郎 (イラスト) ,岩崎書店
『花さき山』
斎藤 隆介 (著), 滝平 二郎 (イラスト) ,岩崎書店
『スーホの白い馬』
大塚 勇三 (著), 赤羽 末吉 (絵) ,福音館書店


↑中川 李枝子さんの大人気絵本『ぐりとぐら』は,読んでもらったことがないのです。
母はあまり『ぐりとぐら』は好きじゃなかったようですね。


子どもたちが好きな絵本。。。

『はらぺこあおむし』
エリック カール (著), Eric Carle (原著), もり ひさし (翻訳) ,偕成社
『しろくまちゃんのほっとけーき』
わかやまけん(著),こぐま社
『あおくんときいろちゃん』
レオ・レオーニ (著), 藤田 圭雄 (翻訳) ,至光社

by wakorisa | 2007-07-27 22:14 | つぶやき